プログラマには様々なスキルが求められますが、必須なのはプログラミング能力です。プログラミング言語を駆使してソフトウェアやシステムを作り、なおかつニーズや分野によって異なる様々なプログラミング言語を習得して対応することができる力が必要となります。
他にはソフトウェアやハードウェアなどの、コンピューターやネットワークの仕組みに関する豊富な知識があると利便性もアップします。また、プログラミングは計算を用いた処理が必要なこともあるため、数学や物理学のスキルを持っていると役立つことも多いです。
語学のスキルも大事です。語学スキルは外国のスタッフとの円滑なやり取りにも必要ですが、プログラミングに関する情報などは海外からのものも多数存在するため、目を通してすぐに翻訳ができるくらいの英語力があれば、さらにプログラマとして活躍することができます。
なお、プログラマは孤独な作業をイメージする人もいますが、依頼者との密な打ち合わせや相談、他のスタッフやプログラマと共に業務に取り組むことも多いので、コミュニケーション能力も求められます。また、冷静に論理的思考ができる、ロジカルシンキングも必要でしょう。
PCやスマホなどの普及や情報化社会に伴いIT業界が全体的に需要が伸びているので、プログラマの需要も高い傾向にあります。しかし、競争が激しい分野でもあるので、前述した求められるスキルと共に、様々な分野の情報収集や学び続ける意欲などを持っている人は、プログラマとして飛躍してくことができるでしょう。